ものたりない日記

エンジニアの端くれが気の向くままに色々呟いていきます

辞め方改革?

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退職代行サービスを利用する人が増えている

今朝のラジオ内容の受け売りですが、GW休暇明けの5月7日は退職代行業者への依頼が百件以上あったとか。

今回のGW10連休は色々な人に色々な事を考えさせるきっかけになったようです。

 

働き方改革という言葉がほんの少しずつ世の中に浸透してきているのかと思いきや、まずは辞め方の改革が目立ってしまう結果となっていますね。。

 

退職代行サービスとは?

退職代行業者が行っている「退職代行サービス」とは、

・退職希望者に成り代わって、会社に対して退職の意志を伝える

・退職時の処理(有給休暇の行使、社員証/保険証等の会社への返却方法の確定)

を行ってくれるサービスです。

 

気が弱い方、交渉事が苦手な方には神に見えるサービスではないでしょうか。

筆者がとある会社を辞めると決めた際には、

「少し辞表を預からせて欲しい」だの、

日替わりで誰かが説得にくるだので、とにかく時間稼ぎが鬱陶しいと言ったらありゃしない状態でした。

もしその時代にこのサービスがあれば利用を検討したかもしれません。

 

悪徳業者に注意しよう!

但しこの退職代行サービスも良いことばかりではないようで、

心身が弱っている時には必ず良くない輩がつけこんでくるもの・・・

 

退職代行業者が乱立していますが、退職代行を検討されている方は悪徳業者に引っかからないように注意してくださいね。

 

会社に対して法的主張が出来るか否か、で考えると弁護士に頼むのが最善のようです。

 

弁護士資格を持たない業者に頼むと、

・「会社に伝える」だけは実施してくれたが、証拠が残っていない

・会社に伝えた後の調整(会社から損害賠償を求められた場合の処理、会社からの嫌がらせへの対処)を一切行ってくれなかった

というトラブルがあるようです。。

対応してくれるにしても「それは別料金です」と言われたり。

 ちょっと詐欺師みたいなものです。

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最後に注意点・・・

退職代行サービスに限らずですけど、

・サービス利用料金が高いのにも安いのにも理由がある

・契約書の内容(退職代行業者が担当してくれる範囲)にしっかり目を通す

・契約内容で曖昧な点はそのまま置いておかない。必ず質問して排除する

 ⇒会社への通知は書面で行われるか?(まさか電話じゃないよね

 ⇒会社への通知は法令に基づいた適切な通知となるのか?

 ⇒会社から退職に伴う損害賠償を求められ際はどのような対応をしてもらえるのか?

 ⇒会社から強引な引き止め、退職撤回を迫られた際はどのような対応をしてもらえるのか?

 

などを念頭に、、

後で「こんなはずではなかった・・・」とならないように努めましょう。