最近は・・・という言い方が正しいかどうかというのはありますが、
「何をやっても批判、やらなくても批判、揚げ足取りの横行、ハラスメントだらけ」で、
物事を真面目に受け止める(受け止めすぎる)方ほど、プレッシャーとストレスで心身ともに疲れ切っているのではないでしょうか。
今回は
「プレッシャーやストレスを軽減して少しでも楽に生きるためにはどう考えて過ごせばよいのか?」
について書いてみたいと思います。
【目次】
1.たまには自分に優しくしよう
まず最初に、人間は何かしらミスをする生き物です。
そしてミスから多くの事を学ぶ生き物でもあります。
ミスをしてしまった際に「やっちまったな」「迷惑かけちゃったな」と落ち込む方は少なくないでしょう。
ただ、この「落ち込んだ感情」を引きずりすぎると、自分自身にも周囲の方へも『悪影響』しかありません。
落ち込んだ感情をいつまでも引きずっている(またはその素振りを見せ続けている)と、仕事や学業にも身が入らない状態が続き、生産性は落ちていく一方でしょう。
また、最初は慰めてくれていた仲間達からも「被害者ぶっている察してちゃん&かまってちゃん」という感情を抱かれてしまい、ますます孤立することに繋がりかねません。
いつまでも過ぎたことに対してクヨクヨするのではなく、
- 「何故このミスが起きたのか?」「再発を防止するにはどうすればよいのか?」を考える
- 迷惑をかけた関係者が居るのであれば、お詫びする。お詫びが済んだら『自分自身を許す』
という方向に考え方を持っていく努力をしましょう。
「そう言われても・・・」という言い分も理解できますが、自分自身を否定する呪文をかけ続ける行為は、わざわざ失意のどん底への一本道を用意する事に他なりません。
「でも・・・」とか「だって・・・」が口癖になっている方、ここで止めましょう。
この口癖は他人からのアドバイスや自身を全否定する最悪の呪文です。止めましょう。
同じミスを繰り返さないという意味でも『自分を許す』勇気を持ちましょう。
逆に、何かミスをしても周囲への影響など何も考えず、、、
「まいっか」とか「どうやってこの場を逃げようか」などど直ぐに考えてしまう方は、
即座に考え方を悔い改めるべきです。。
少しは反省する癖をつけてください。
2.嫌なことはハッキリ断ろう
「思っていることが中々口に出てこない」「気が弱い」方には難しいのかもしれませんが、「嫌なものは嫌」と断るように努力をしましょう。
特に初動が大切です。
真面目に向き合おうとする方ほど「どうやって断れば穏便に済むかな」と考え、色々な理由を述べて断ろうとしているうちに気が付いたら相手のペースになっている・・・なんて経験はないでしょうか。
時間をかければかけるほど相手に付け込む隙を与えるだけなので、少しでも嫌だなぁと思ったら「お断りします」「私には必要ありません」と、嫌だと思った時点でハッキリ拒絶の意志を示しましょう。
「せめてもう少しお話しだけでも」などと食い下がってきても丁重にお断りして流れを切りましょう。
「ちょっと可哀想かな・・」と同情してここで受け入れてしまうと、話だけどころか、最終的に依頼してきた側の本来の目的をぶっ込まれて、断る労力が数倍に膨れ上がるだけです。
また、依頼してきた側が「なんで?理由は?」などとすっとぼけた質問を投げかけてくることがありますが、依頼された側が理由を述べる必要はありません。
理由を述べる必要があるとすれば「依頼してきた側」です。
依頼された側としては、
『向こうが勝手に依頼してきたのだからこちらも勝手に断る』
考え方はこれだけです。
以前、私の家に浄水器の押し売りがやってきましたが、
- 「少しだけお時間いただけないでしょうか」「試飲だけでも」などと言って何とか家に上がり込む隙を作ろうとする
- 「では本当に試飲だけね」と家に上げたら、業者はもうこっちのものとばかりに激しい商品買え買えアピール
- 買って当然という態度でガンガン押してくる。買わないと言うと「なんで?」「こんなにいいものを買わないなんておかしい」と畳みかけてくる
※結局断りきりましたけど
今思えば家に上げている時点で自分自身の愚かさに笑いしか出ませんが、最初の段階で「ウチには必要ありません」と断ってドア閉めて(あるいはインターフォンで塩対応にして)おけば良かっただけの話です。
「どうやって断ろうかな・・・」と体裁を色々考えながら業者の相手をし続けていること自体が誤りで、嫌だと思った時点でさっさと断ればよかったのに、「愛想よく断ろう」「事なかれで済ませたい」という甘い考えが結果的に超面倒臭い事態を招いてしまい無駄な時間を使うことになりました。。
繰り返しになりますが、自分が嫌だと思った時点で「いらない、必要ない、理由?私の生活には必要ないから必要ない。」とハッキリ断る事が重要です。
「断る行為自体が面倒臭い」などど初動を間違うと更に面倒臭い事態が待っているだけです。
初動時に一瞬で良いので断る勇気を爆発させましょう。
3.他人の思い通りにはならない、自分のやりたいことをやる
まず、こちらは私生活の話であって、職場や仕事の管理関係に都合よく当てはめてはいけません。
「法やルールを犯してはいけません」「他人に迷惑をかけるような事をしてはいけません」というのが大前提ですが、自分がやりたいことをやるというのは大変重要な事だと思います。
しかし、これらを進めていく上で他人の行動に勝手な期待を抱く輩が現れることがあります。
そしてその輩が思うとおりに他人が動かないと、輩は勝手に傷つき被害者ぶって攻撃してくることがあります。
別にルール等を犯した訳ではないのに、要は「私が不愉快だから止めてくれ」という身勝手極まりない理不尽な要求をしてきます。
なぜ他人の行動にそれほど興味があるのか、なぜ他人が自分の思うとおりに動くと思うのか、その考え方には不思議の一言しかありませんが、他人の行動を束縛する権利を持っている人はこの世に誰一人として存在しません。
変な徒党を組んだり、取り巻きを連れて威圧してくる集団もいるようですが、自分のやりたいことを犠牲にしてまでこのような理不尽な輩に従い喜ばせる必要はありません。
仮に従ったところで、その輩たちが自分を守ってくれることは絶対にありません。むしろ惨めな気持ちが燻り続けるだけです。
「他人ファーストではなく自分ファースト」ですよ。
おわりに・・・
最近は「マウントをとる」という言葉が流行っていますが、別に比較しなくていいモノを比較したり、何かと他を見下ろして優越感に浸ったりする人のなんと多いことか。
上にも記載したように「法やルールを犯してはいけません」「他人に迷惑をかけるような事をしてはいけません」というのが大前提ですが、自分のやりたいことをやりながら生きていくのが一番です。
他人の目を気にし過ぎて、自分らしさを完全に見失うようなことが無いように気を付けましょう。