ものたりない日記

エンジニアの端くれが気の向くままに色々呟いていきます

悪質な自転車事故が減らない件

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こんにちは、もたりです。

 

自転車による人身事故の報道を目にする機会が増えてきた気がします。。

 

検索してみると「交通事故弁護士相談Cafe」というWebページでも

最近、自転車による”ひき逃げ・当て逃げ”事故が増加傾向にあります。

と記載されているので、決して気のせいではないと思います。

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今日は何故この自転車事故の件で書こうと思ったかと言いますと、

 

最近、私が通勤に利用している歩道にこのような貼り紙が出現しました。

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ここは自転車通行禁止の歩道なんですがね・・・実際、朝夕の通勤通学時間帯は自転車がビュンビュン疾走しています。

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私が通勤時に使っている歩道のざっくりイメージで、赤い×印の位置が上記貼り紙の自転車事故現場です。

 

このようなひき逃げ当て逃げへの対処として、「交通事故弁護士相談Cafe」では、

1:加害者の名前と住所を必ず聞く。
(出来る限り免許証や保険証などで確認)
2:加害者の盗難登録の番号を控える。
(シールを写真に撮る)
3:加害者の携帯電話の番号を聞く
(聞いたらすぐにその場でかけて、嘘の番号でないか確かめる)
4:110番通報をする。
なお、出血などしている場合は、応急処置や119番通報が最優先です。

と、加害者の特定警察への通報を呼びかけています。

 

しかし、

実際のところはこの貼り紙のように、何とか振り切って逃げようとする残念な加害者が多いので、うまくいかないケースの方が多いのは容易に想像できます。。

交通事故弁護士相談Cafe」には歩行者が泣き寝入りしないためのアドバイスも記載されています。

自転車事故は、自動車事故に比べ大きな衝撃音がないため、周りの人に気づかれない事があります。万が一加害者が逃走することも考えて出来る限り目撃者を増やす必要があります

そのため、万が一事故に遭った場合は、近くに人がいるようでしたら、怪我の救護などの助けを求める声「助けて~」の大声を上げて目撃者を増やす事が重要で、その人達の証言が証拠となります。

軽傷な人身事故や物損事故などで加害者が逃走してしまうと、その後の警察の捜査で加害者を特定する事は難しい傾向にあります

日本の警察は優秀ですが、犯人に直接繋がる証拠や情報があるかないかで、犯人が見つかる可能性が大きく変わります。

大衆の前で大声を出すのは恥ずかしい・・・という方もいるとは思いますが、取り逃がすと間違いなく一生後悔することになるので、後で後悔したくなければ一瞬だけでも勇気を振り絞らないといけないでしょう。

 

ただし、これは被害者側が幸い無傷か軽傷で済んだ場合、周りに人がいる場合に限るので加害者側の良心に委ねられるケースもあると思います。

ヘッドフォンして自転車で歩道を疾走しているような人にはまず期待できないでしょうけど。

 

私が通勤に利用している歩道には以下のような自転車通行禁止(自転車降りて押して歩いて)を訴える看板も設置されていますが、全く効果はありません。

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一番下の2行の小さい落書き見えますでしょうか?

このようなふるいきそくはつくりかえてください。

しけんにうかっているこうむいんならできるはずです 

 ですって。。

 

ここは小学校と中学校の通学路にもなっているので、子供が書いたとは考え難い。

 

子供のふりをした残念な大人が書いていると思われますが・・・

 

歩道を自転車で走っている自転車乗りのほとんどがこう思ってそうな気がします。

 

 

この落書きが出現してからかどうかは不明ですが、

 

最近、朝の通勤/通学の時間帯に警察官が歩道に立つようになりました。

 

警察官が立っている時は、さすがに歩道を自転車で疾走する勇者は居ないのですが、警察官が居なくなるとあっという間に元通りの無法地帯に。

 

まぁそんなもんですよね。。

 

仮に捕まっても「自転車が通行禁止とは知らなかった」とか「自転車が車両扱いになるとは思わなかった」などと言って逃げに走るようですし、捕まって自転車講習受けても罰金6,000円くらいなので、あまり反省もしないでしょう。。

 

歩行者はどうすればよいのか?

 

現場の警察官はとても忙しいと思いますし、市内全ての歩道を毎日ずっと監視するのは不可能でしょう。

 

悪質な自転車乗りのモラルに頼るのも実質不可能。

 

残念ながら「自分の身は自分で守る」しかないと思います。

 

事故後にいくら「相手の自転車が悪い」と叫んだところで、傷ついた体は元通りにはなりません。。

 

歩行者側も

・ヘッドフォンなどはせずに周りの音に注意を払う

・歩きスマホはやらない。周囲に気をつけて歩く

・バス停などで待っている時はなるべく歩道を広く開けるように端っこで待つ

 

など、細心の注意を払うように努めましょう。

 

それでも事故る時は事故りますが、意識しないよりはましかと。

 

私的には自転車には強制的にタグ埋め込んで常に居所がわかるようにするとか、原付のように免許制にするとか、より規制を厳しくするしかないと思いますが、コスト問題だの人の稼働だのの問題で、まず実装されないでしょうね。。

 

ドライブレコーダーの歩行者版(眼鏡に仕込むとか)も欲しくなってきますが、これもコスト的に無理かなぁ。

 

 

今日はここまでです。

 

いつもご覧いただきありがとうございます!

 

それではまた。